訪問看護は、医師の指示書とケアマネジャーのケアプランという二つの入口を通らなければ、介護保険の利用者に届きません。前回は医師会との関係を扱いました。今回はもう一方の入口、ケアマネジャーとの関係です。依頼先は固定化する、訪問看護師は怖いと思われることがある、そしてケアマネは医療を学びたがっている。公開資料と現役ケアマネの発信から、構造を整理します。
「もう一度、口からごはんを食べたい」。訪問看護の現場で、利用者さんやご家族から、そう願われることがあります。年を重ね、あるいは病気で、飲み込む力が衰えると、食べることが難しくなり、その「飲み込みにくさ」は、ときに誤嚥性肺炎という形で命に関わります。「口から食べる」ことを支える訪問看護と、誤嚥性肺炎をどう防ぐかについて、現場の視点でお伝えします。食べることは、生きる喜びそのものだからです。
訪問看護師の仕事は、処置をすることだけではありません。私がいつも大切にしているのは、「気づくこと」です。家に上がり、その人の暮らしを見て、前回との小さな違いに気づく。その気づきが、悪化を防ぎ、ときに入院を防ぎます。数字には表れにくい、けれど訪問看護の核心にある「観察」と「気づき」、そしてそれを支える多職種のチームについて、現場の視点でお伝えします。
在宅医療の現場で訪問看護師が直面する3つの主要課題――多職種連携の壁、家族介護者の負担増大、人材確保の困難――について、現場の声をもとに整理し、解決の方向性を探ります。
他のタグ