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45件の記事
精神科訪問看護は、同一建物10人以上で「週」から「月」に数え方が変わった——一般の利用者と合算する新ルールと、GAFが届出要件になった意味|2026年6月改定のサムネイル画像
訪問看護

精神科訪問看護は、同一建物10人以上で「週」から「月」に数え方が変わった——一般の利用者と合算する新ルールと、GAFが届出要件になった意味|2026年6月改定

2026年6月の改定で、精神科訪問看護基本療養費の同一建物区分は5段階に細分化された。10人以上の建物では、算定の数え方そのものが週から月に切り替わる。しかも人数は精神科の利用者だけでなく、一般の訪問看護と包括型の利用者を合算して数える。グループホームや高齢者住宅を複数回るステーションでは、建物ごとに異なる数え方が同居する。GAFは機能強化型4の届出要件に組み込まれ、評価の記録が報酬に直結した。精神科特化型の事業モデルに何が起きているかを整理する。

宮木·2026年9月9日
機能強化型4は月初日9,030円、常勤4名から取れる——精神科に特化した新区分の要件と、1〜3との決定的な違い|2026年6月施行のサムネイル画像
訪問看護

機能強化型4は月初日9,030円、常勤4名から取れる——精神科に特化した新区分の要件と、1〜3との決定的な違い|2026年6月施行

2026年度診療報酬改定で、機能強化型訪問看護管理療養費に4が新設されました。月初日9,030円。精神科訪問看護で支援ニーズの高い利用者を受け入れ、24時間対応と地域連携の体制を整えたステーションを評価する区分です。1〜3と比べて何が違うのか。最大の違いは、常勤看護師等4名以上という規模の低さと、ターミナルケアの実績を問わない点にあります。要件を一覧で比較し、どの事業所が取りに行けるのかを整理します。

HokanPress編集部·2026年9月6日
訪問看護の移動手段、車・自転車・バイクはどれが正解か——燃料費より重い「固定費と事故」の経済学|ガソリン170円と自転車青切符の時代にのサムネイル画像
訪問看護

訪問看護の移動手段、車・自転車・バイクはどれが正解か——燃料費より重い「固定費と事故」の経済学|ガソリン170円と自転車青切符の時代に

ガソリンは補助金で170円に抑えられ、補助がなければ200円を超える。自転車には2026年4月から青切符が導入された。訪問看護は移動が業務の一部である以上、移動手段の選択は経営判断だ。ただし試算すると燃料費が収支に与える影響は小さい。重いのは車両の固定費と事故のリスクである。車・自転車・バイクを経済性と事故リスクの両面から比較し、事業所の立地と訪問密度に応じた選び方を整理する。

宮木·2026年9月5日
訪問看護は「倒産しない業種」ではなく「倒産統計に載らない業種」——介護事業者倒産176件の裏で、廃止届886件が示すもの|産業分類が隠す訪問看護の退出のサムネイル画像
訪問看護

訪問看護は「倒産しない業種」ではなく「倒産統計に載らない業種」——介護事業者倒産176件の裏で、廃止届886件が示すもの|産業分類が隠す訪問看護の退出

介護事業者の倒産は2025年に176件と過去最多を更新し、2026年上半期はデイサービスが過去最多の水準にあります。しかしこの統計に訪問看護は含まれていません。産業分類上、訪問看護は「老人福祉・介護事業」ではなく「医療業」に属し、病院や診療所を対象とする医療機関の倒産統計にも入りません。一方、厚生労働省の分科会資料は2024年度の廃止届886件、休止届355件を示しています。訪問看護は倒産しないのではなく、統計の外で退出しています。数字を重ねて構造を読み解きます。

HokanPress編集部·2026年9月4日
有料老人ホームの「登録制」は、併設訪問看護の事業モデルを三方向から囲む——難病・医療ニーズ対応のホームは大半が対象、施行は2028年6月まで|包括型療養費・紹介禁止の次に来た住宅側の規制のサムネイル画像
訪問看護

有料老人ホームの「登録制」は、併設訪問看護の事業モデルを三方向から囲む——難病・医療ニーズ対応のホームは大半が対象、施行は2028年6月まで|包括型療養費・紹介禁止の次に来た住宅側の規制

2026年6月に成立した改正社会福祉法等で、中重度の要介護者や医療ニーズを持つ人を受け入れる有料老人ホームは届出制から登録制へ移る。7月29日の厚労省検討会は、難病や複合的ニーズを持つ人を対象とするホームも登録の対象とし、既存ホームの大半が該当するとの考えを示した。ホスピス型住宅に訪問看護を併設する事業モデルは、2026年度改定の包括型療養費、有料紹介の禁止に続き、住宅側からも規制を受けることになる。経営者が確認すべき点を整理する。

宮木·2026年9月4日
要介護の訪問の34.1%、要支援の46.2%をリハ職が担っている——厚労省が「リハビリ主体の事業所」を名指しした2027年度改定の論点|2024年減算の次に来るもののサムネイル画像
訪問看護

要介護の訪問の34.1%、要支援の46.2%をリハ職が担っている——厚労省が「リハビリ主体の事業所」を名指しした2027年度改定の論点|2024年減算の次に来るもの

2026年6月29日の介護給付費分科会で、厚生労働省は訪問看護の「現状と課題」として「リハビリテーションの提供が主体の事業所も一定数あると推察される」と明記しました。訪問看護ステーションの訪問単位数に占める理学療法士等の割合は、要介護で29.8%から34.1%へ上昇。委員からは「本来のあるべき姿から乖離」との発言も出ています。2024年改定で減算が入り、それでも増え続けた数字を、2027年度改定はどう扱うのか。資料の数字から読み解きます。

HokanPress編集部·2026年9月3日
採用した人ほど、辞めていく——訪問看護の離職率が病院より高い構造と、定着に効く四つの手|既卒採用者の離職率16.1%、5人以上で下がる理由のサムネイル画像
訪問看護

採用した人ほど、辞めていく——訪問看護の離職率が病院より高い構造と、定着に効く四つの手|既卒採用者の離職率16.1%、5人以上で下がる理由

日本看護協会の調査で、既卒採用者の離職率は16.1%でした。新卒8.4%、正規雇用全体11.0%に比べて突出しています。訪問看護は既卒採用が中心ですから、最も辞めやすい層を採用していることになります。訪問看護の離職率は病院より高く、一方で看護職員5人以上の事業所は離職率が低い。辞める理由の共通項と、定着に効く手を整理します。

宮木·2026年9月1日
国が「看護業」を業況悪化業種に指定——セーフティネット保証5号、期限は9月30日|収支差率10.3%の裏側にある現実と、使える資金調達の仕組みのサムネイル画像
訪問看護

国が「看護業」を業況悪化業種に指定——セーフティネット保証5号、期限は9月30日|収支差率10.3%の裏側にある現実と、使える資金調達の仕組み

2026年7月1日から9月30日まで、セーフティネット保証5号の対象業種に「8342 看護業」が指定されました。業況が悪化している業種を国が指定し、その業種の中小企業が信用保証を受けやすくする制度です。収支差率10.3%と報じられる一方で、4割近くが赤字という現実がある訪問看護。国の指定が意味するところと、資金繰りに使える制度の内容を整理します。

HokanPress編集部·2026年8月24日
退院支援室と訪問看護——最も早く、最も重い依頼が来る第三の入口|勝負は入院3日目に始まっている。カンファレンスは営業の場ではないのサムネイル画像
訪問看護

退院支援室と訪問看護——最も早く、最も重い依頼が来る第三の入口|勝負は入院3日目に始まっている。カンファレンスは営業の場ではない

訪問看護には三つの入口があります。医師の指示書、ケアマネジャーのケアプラン、そして病院の退院支援室です。前二回で扱った二つと比べ、退院支援には固有の特徴があります。動き出しが早く、依頼される利用者の医療依存度が高いことです。入退院支援加算の要件により、病院は入院後3日もしくは7日以内に動き始めます。第三の入口の構造を整理します。

HokanPress編集部·2026年8月22日
ケアマネジャーと訪問看護——「選ばれる側」に立つ構造をどう受け止めるか|依頼先は固定化する。営業テクニックより先に理解すべき二重の入口のサムネイル画像
訪問看護

ケアマネジャーと訪問看護——「選ばれる側」に立つ構造をどう受け止めるか|依頼先は固定化する。営業テクニックより先に理解すべき二重の入口

訪問看護は、医師の指示書とケアマネジャーのケアプランという二つの入口を通らなければ、介護保険の利用者に届きません。前回は医師会との関係を扱いました。今回はもう一方の入口、ケアマネジャーとの関係です。依頼先は固定化する、訪問看護師は怖いと思われることがある、そしてケアマネは医療を学びたがっている。公開資料と現役ケアマネの発信から、構造を整理します。

HokanPress編集部·2026年8月21日
訪問看護ステーション開業の全手順——法人設立から指定申請まで、最短120日の道のり|人員2.5人の壁と、「開業資金1,000万円で足りる」を鵜呑みにしてはいけない理由のサムネイル画像
訪問看護

訪問看護ステーション開業の全手順——法人設立から指定申請まで、最短120日の道のり|人員2.5人の壁と、「開業資金1,000万円で足りる」を鵜呑みにしてはいけない理由

訪問看護ステーションの新規開設は年2,437件と過去最高を記録しました。参入の熱は高い一方で、開業には法人設立から指定申請まで独特の手続きがあり、順序を誤ると開業日は何か月も遅れます。人員基準2.5人の確保、事前協議、そして資金計画。相場として語られる「1,000万円」が本当に足りるのかを検証したうえで、着手から指定まで最短120日とされる道のりの全体像と急所を宮木が解説します。開業の成否は申請書を出す前にほぼ決まっています。

宮木·2026年8月16日
訪問看護は14年間、処遇改善加算の「対象外」だった——2026年6月、ついに転換|加算率1.8%で月1万円の賃上げ原資、算定の要件と実務、そして残された格差のサムネイル画像
訪問看護

訪問看護は14年間、処遇改善加算の「対象外」だった——2026年6月、ついに転換|加算率1.8%で月1万円の賃上げ原資、算定の要件と実務、そして残された格差

介護職員等処遇改善加算は2012年度の創設以来、一貫して訪問看護を対象外としてきました。「医療職中心のサービスであり、介護職の処遇改善という趣旨になじまない」という整理です。その構造が2026年6月、ついに転換しました。期中の臨時改定により、訪問看護にも加算率1.8%の処遇改善加算が新設されたのです。14年越しの転換が何を意味するのか。算定の要件と実務、医療保険側との二本立ての整理、そして残された課題を、宮木が解説します。

宮木·2026年8月14日
収支差率10%でも潰れる——訪問看護を黒字で続ける「数字で経営する」技術|稼働率・人件費率・加算算定率を管理し、スタッフと共有するのサムネイル画像
訪問看護

収支差率10%でも潰れる——訪問看護を黒字で続ける「数字で経営する」技術|稼働率・人件費率・加算算定率を管理し、スタッフと共有する

訪問看護の収支差率は、令和6年度で10.3%と、介護サービスのなかでも高い水準にあります。数字だけを見れば経営は容易に見えますが、現実には廃止や休止に至る事業所が後を絶ちません。収益性が高くても、経営が続くとは限らない。その分かれ目にあるのが「数字で経営できているか」です。稼働率、人件費率、加算算定率。看護師出身の経営者が避けがちな数字と向き合い、黒字で事業を続ける技術を、宮木が論じます。

宮木·2026年8月8日
看護師一人の採用に100万円——訪問看護の利益を削る「人材紹介手数料」と、経営者の打開策|手数料は理論年収の2〜3割、業界全体で年1,139億円のサムネイル画像
訪問看護

看護師一人の採用に100万円——訪問看護の利益を削る「人材紹介手数料」と、経営者の打開策|手数料は理論年収の2〜3割、業界全体で年1,139億円

看護師を一人採用するのに、80万円から125万円。訪問看護の経営者にとって、人材紹介会社に支払う手数料は、それほど重い負担になっています。人手が足りず、紹介会社を頼らざるをえない一方で、その手数料が、報酬で運営する事業所の利益を、静かに削っていきます。国も適正化に動き始めました。人材紹介手数料の問題の実態と、経営者が取るべき打開策を、宮木が論じます。

宮木·2026年8月7日
訪問看護の経営者が「知らないと損をする」制度まとめ——加算・補助金・融資を活用して経営を支える|機能強化型・処遇改善・業務改善助成金・創業融資までのサムネイル画像
訪問看護

訪問看護の経営者が「知らないと損をする」制度まとめ——加算・補助金・融資を活用して経営を支える|機能強化型・処遇改善・業務改善助成金・創業融資まで

訪問看護の経営は、報酬だけで成り立つわけではありません。国や自治体は、事業所を支える制度を数多く用意しています。適切な加算、返済不要の補助金、有利な融資。知っていれば活用でき、知らなければ、その分だけ取りこぼしてしまう。「得する」というより、「知らないと損をする」制度です。訪問看護の経営者・事業者が活用できる主な制度を、加算、賃上げ支援、設備投資、資金繰り、人材確保という切り口で、整理してお届けします。

HokanPress編集部·2026年8月3日
都心と地方で、訪問看護の経営はこう違う——需要・コスト・競合・加算を徹底比較|都心は高需要×高コスト×競合過多、地方は低需要×低コスト×加算ありのサムネイル画像
訪問看護

都心と地方で、訪問看護の経営はこう違う——需要・コスト・競合・加算を徹底比較|都心は高需要×高コスト×競合過多、地方は低需要×低コスト×加算あり

同じ訪問看護ステーションでも、都心で運営するのと地方で運営するのとでは、経営のあり方がまるで違います。都心は利用者が集まりやすい半面、家賃も人件費も高く、競合がひしめく。地方は利用者が少なく移動も長い一方、固定費は軽く、競合も少ない。需要、コスト、競合、人材、そして地域加算などの制度の面から、都心と地方の訪問看護経営の違いを、比較して整理します。開業や経営戦略を考える方に向けた分析です。

HokanPress編集部·2026年8月2日
看護師が足りないのは、実は都市部——人口比2.1倍の地域格差が、在宅医療のアクセスを左右する|最多の高知と最少の埼玉で2.1倍、「地方が不足」の常識を覆すデータのサムネイル画像
訪問看護

看護師が足りないのは、実は都市部——人口比2.1倍の地域格差が、在宅医療のアクセスを左右する|最多の高知と最少の埼玉で2.1倍、「地方が不足」の常識を覆すデータ

「地方は看護師が足りない」。多くの人がそう思っています。けれど、データは少し違う姿を映します。人口あたりの看護師数が最も多いのは高知県、最も少ないのは埼玉県。その差は2.1倍で、人口比で多いのは、意外にも地方でした。この看護師の地域偏在は、訪問看護と、地域で暮らす人が受けられる在宅医療に、深く影響します。偏在の実像と、経営への影響を、宮木がデータから読み解きます。

宮木·2026年8月2日
医師の往診を待たずに、看護師が動ける——特定行為研修が変える訪問看護の未来|手順書のもとで38行為を担う高度人材、修了者はまだ約6,875人、育成は経営の分かれ道にのサムネイル画像
訪問看護

医師の往診を待たずに、看護師が動ける——特定行為研修が変える訪問看護の未来|手順書のもとで38行為を担う高度人材、修了者はまだ約6,875人、育成は経営の分かれ道に

訪問看護の現場では、医師の往診を待つあいだに、利用者の状態が悪化し、入院に至ることがあります。この「医師を待つ時間」を越える制度が、特定行為研修です。手順書に基づいて、看護師が一定の医療行為を、医師の個別の指示を待たずに行える。訪問看護の高度化の切り札になりうる仕組みです。制度の中身、訪問看護での意義、担い手不足の現実、そして経営者が向き合うべき選択を論じます。

宮木·2026年7月31日
訪問看護ベースアップ評価料、2027年6月にさらに引き上げ——単価は最大2,880円へ、この8月には実績報告|継続的賃上げ実施施設なら高い区分、経営者がいま確認すべき届出と原資設計のサムネイル画像
訪問看護

訪問看護ベースアップ評価料、2027年6月にさらに引き上げ——単価は最大2,880円へ、この8月には実績報告|継続的賃上げ実施施設なら高い区分、経営者がいま確認すべき届出と原資設計

訪問看護ベースアップ評価料が、段階的に引き上げられています。利用者1人あたり月1回の単価は、780円から2026年6月に最大1,830円へ、そして2027年6月には最大2,880円へ。年間で見れば数百万円規模の賃上げ原資になります。さらに、この8月には令和7年度分の実績報告も控えています。制度の中身、金額の推移、8月の対応、そして原資の設計まで、経営者・管理者がいま確認すべきことを、宮木が整理します。

宮木·2026年7月30日
同じ建物に何度も通うほど単価は下がる——2026年改定が変えた「高齢者住まい併設」の訪問看護|包括払いの新設で「1回いくら」から「1日いくら」へ、医心館・サンウェルズ問題を背景にした適正化のサムネイル画像
訪問看護

同じ建物に何度も通うほど単価は下がる——2026年改定が変えた「高齢者住まい併設」の訪問看護|包括払いの新設で「1回いくら」から「1日いくら」へ、医心館・サンウェルズ問題を背景にした適正化

2026年6月の診療報酬改定で、高齢者向け住まいに併設・隣接する訪問看護への評価が大きく変わりました。同一敷地内も「同一建物」とみなし、人数と日数に応じて単価は逓減。さらに包括型訪問看護療養費が新設され、評価は「訪問1回」から「1日の合計時間」へと軸を移しました。医心館やサンウェルズの不正請求問題を背景にした適正化の全容を、独立系メディアの立場から整理してお届けします。

HokanPress編集部·2026年7月29日
電子カルテ100%時代に、訪問看護は「医療機関ではない」——それでも、この流れの外にはいられない|2030年へ進む標準型電子カルテと情報共有基盤で、訪問看護は最大の受益者にも、取り残される側にもなるのサムネイル画像
訪問看護

電子カルテ100%時代に、訪問看護は「医療機関ではない」——それでも、この流れの外にはいられない|2030年へ進む標準型電子カルテと情報共有基盤で、訪問看護は最大の受益者にも、取り残される側にもなる

2025年12月の医療法改正で、2030年末までに電子カルテの普及率をほぼ100%にすることが法律に明記されました。国は標準型電子カルテを2026年度中に完成させ、全国の医療情報を一つの基盤でつなごうとしています。これは病院・診療所の話であり、訪問看護ステーションは「医療機関」ではありません。しかし、訪問看護はこの流れの外にはいられない——最大の受益者にも、取り残される側にもなりうるのです。その理由と、経営者が備えるべきことを論じます。

宮木·2026年7月28日
「良い看護をしていれば利用者は集まる」は、最も危険な誤解だ——訪問看護に営業が不可欠な理由|利用者は自分で来ない、廃止理由の上位は「利用者が少ない」のサムネイル画像
訪問看護

「良い看護をしていれば利用者は集まる」は、最も危険な誤解だ——訪問看護に営業が不可欠な理由|利用者は自分で来ない、廃止理由の上位は「利用者が少ない」

「良い看護をしていれば、利用者は自然に集まる」。訪問看護の経営で、これほど危険な誤解はない。訪問看護の利用者は、自分で事業所を探して申し込むことはほとんどなく、ケアマネジャーや病院を経由して利用が始まる。つまり、営業=挨拶回りをしなければ、利用者は来ない。廃止理由の上位が「利用者が少ない」であるというデータを踏まえ、なぜ営業が不可欠なのか、誰に何を伝えるべきかを、経営の視点から論じる。

宮木·2026年7月28日
賃上げの原資は、補助金で作れる——訪問看護が使える「業務改善助成金」、令和8年度は9月1日開始|最大600万円、ただしコースは50・70・90円に再編、一般車両は対象外にのサムネイル画像
訪問看護

賃上げの原資は、補助金で作れる——訪問看護が使える「業務改善助成金」、令和8年度は9月1日開始|最大600万円、ただしコースは50・70・90円に再編、一般車両は対象外に

最低賃金が毎年大きく上がる中、「賃上げの原資が出ない」という声は、訪問看護の現場でも切実です。そんな事業所を支える制度が、業務改善助成金です。賃金を引き上げ、あわせて生産性向上の設備を導入すると、その費用の一部(最大600万円)が助成されます。令和8年度は9月1日申請開始で、コースの再編や一般車両の対象外化など大きな変更がありました。制度の中身と、申請で失敗しないための要点を、HokanPress編集部が整理してお届けします。

HokanPress編集部·2026年7月26日
訪問看護を「畳む」前に、「渡す」という選択——廃業が過去最多の裏で動くM&A・事業承継|訪問看護を含む譲渡で2億6,000万円の事例も、買い手が最初に見るのは「属人化」のサムネイル画像
訪問看護

訪問看護を「畳む」前に、「渡す」という選択——廃業が過去最多の裏で動くM&A・事業承継|訪問看護を含む譲渡で2億6,000万円の事例も、買い手が最初に見るのは「属人化」

訪問看護ステーションの廃止は過去最高の水準にある。だが、事業を「畳む」以外の道もある。「渡す」——M&Aによる事業承継だ。後継者不在の解決、人材確保力のある大手への傘下入り、譲渡益の獲得。廃業とは異なる出口である。訪問看護を含む譲渡で2億6,000万円という事例も動く一方、買い手が最初に見るのは「その事業所が属人化していないか」だ。承継という選択肢を、経営の視点から整理する。

宮木·2026年7月25日
人口が減る地域の新しい枠組みに、訪問看護は入っていない——「特定地域」の線引き案が示された|該当は356市町村・全体の20.5%、2027年4月施行のサムネイル画像
訪問看護

人口が減る地域の新しい枠組みに、訪問看護は入っていない——「特定地域」の線引き案が示された|該当は356市町村・全体の20.5%、2027年4月施行

2026年7月23日の介護給付費分科会で、人口減少地域向けの新枠組み「特定地域サービス」の線引き案が示された。基準は75歳以上人口密度5人/㎢未満など、該当は356市町村・全体の20.5%。2027年4月施行だ。だが訪問看護の経営者が直視すべきは別のところにある。配置基準の弾力化も、月額定額の包括評価も、対象として念頭に置かれたサービスに訪問看護は入っていない。この構造を、数字で読む。

宮木·2026年7月24日
精神科訪問看護の始め方 2026|参入要件・機能強化型Type 4への道筋・参入リスクを実運営者目線で整理のサムネイル画像
訪問看護

精神科訪問看護の始め方 2026|参入要件・機能強化型Type 4への道筋・参入リスクを実運営者目線で整理

精神科訪問看護への参入を2026年の規制強化局面を踏まえて解説。市場規模(公費800億円超)と適正化の流れ、参入に必要な従事者・指示書の要件、既存ステーションへの上乗せか特化型かの選択、機能強化型Type 4、参入リスクまで。

HokanPress編集部·2026年7月23日
利用者は3倍に増えたのに、担い手は看護師全体の5%に満たない——10年後、誰が訪問看護を担うのか|必要な13万人に対し現状は約6万人、しかも進む高齢化のサムネイル画像
訪問看護

利用者は3倍に増えたのに、担い手は看護師全体の5%に満たない——10年後、誰が訪問看護を担うのか|必要な13万人に対し現状は約6万人、しかも進む高齢化

訪問看護には、静かに進行する危機がある。利用者はこの10年で約3倍に増えたのに、それを担う看護師は、看護師全体のわずか5%に満たない。2025年に必要とされる13万人に対し、現状は約6万人。しかも、訪問看護師は40代が7割を占め、高齢化が進んでいる。需要の急増、担い手の不足、そして高齢化。この三重の危機を、宮木が数字で直視する。10年後、誰が訪問看護を担うのか。

宮木·2026年7月22日
訪問看護が、国の資金繰り支援の対象に——「看護業」がセーフティネット保証5号の指定業種に|2026年7月、中東情勢を背景とした臨時指定。売上減の事業者は別枠で最大2億8千万円の信用保証のサムネイル画像
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訪問看護が、国の資金繰り支援の対象に——「看護業」がセーフティネット保証5号の指定業種に|2026年7月、中東情勢を背景とした臨時指定。売上減の事業者は別枠で最大2億8千万円の信用保証

2026年7月、訪問看護に関わる見落とせないニュースがありました。中小企業庁が、資金繰り支援制度「セーフティネット保証5号」の対象業種に、訪問看護ステーションを含む「看護業」を指定したのです。中東情勢の影響を踏まえた臨時の指定で、売上が減少した事業者は、別枠で最大2億8千万円の信用保証を受けられます。制度の中身、対象となる要件、そして活かし方までを、HokanPress編集部が整理してお届けします。

HokanPress編集部·2026年7月21日
なぜ、訪問看護ステーションは廃業するのか——増え続ける裏で、廃止は過去最高の886件に|看護師2.5人の壁、採用難、利用者不足、資金繰り。潰れる原因を整理するのサムネイル画像
訪問看護

なぜ、訪問看護ステーションは廃業するのか——増え続ける裏で、廃止は過去最高の886件に|看護師2.5人の壁、採用難、利用者不足、資金繰り。潰れる原因を整理する

訪問看護ステーションは増え続けています。それなのに、廃業する事業所も過去最高の水準です。2024年度の廃止は886件で、前年から約26%増えました。需要は高まっているはずなのに、なぜこれほど潰れるのでしょうか。看護師2.5人という人員基準の壁、採用難と離職の悪循環、利用者が集まらない現実、資金繰りと経営ノウハウの不足——訪問看護が廃業に至る原因を、HokanPress編集部が整理してお届けします。

HokanPress編集部·2026年7月20日
訪問看護は「看護が主体」でなければならない——リハビリ職の訪問に導入された「3つの減算」が問うもの|セラピスト訪問の増加と、報酬改定が迫る事業モデルの転換のサムネイル画像
訪問看護

訪問看護は「看護が主体」でなければならない——リハビリ職の訪問に導入された「3つの減算」が問うもの|セラピスト訪問の増加と、報酬改定が迫る事業モデルの転換

訪問看護をめぐって、根深い論争が続いている。「訪問看護」を掲げながら、実態はリハビリが主体になっている事業所をどう扱うか、という問題だ。2024年度改定で理学療法士等の訪問に「3つの減算」が導入され、2026年度改定でも見直しが続く。リハビリ職側からは影響への懸念も強い。セラピスト訪問の増加という構造と、報酬改定が迫る事業モデルの転換を、経営の視点から直視する。

宮木·2026年7月18日
増える訪問看護、消える訪問介護——在宅の両輪で進む、正反対の淘汰|訪問看護は新規開設2,487件で過去最高、訪問介護は倒産91件・空白地帯100自治体超のサムネイル画像
訪問看護

増える訪問看護、消える訪問介護——在宅の両輪で進む、正反対の淘汰|訪問看護は新規開設2,487件で過去最高、訪問介護は倒産91件・空白地帯100自治体超

在宅を支える両輪、訪問看護と訪問介護が、いま正反対の方向へ動いている。訪問看護は稼働数18,743件・15年連続増、新規開設は過去最高の2,487件。一方、訪問介護は2025年の倒産が91件と突出し、空白地帯は100自治体を超えた。だが訪問看護もまた、廃止・休止が過去最高を更新している。この非対称が訪問看護の経営に何を意味するのか、検証可能なデータで対比し直視する。

宮木·2026年7月16日
訪問看護の実地指導・運営指導対応|指摘されやすい7項目と整備すべき体制のサムネイル画像
訪問看護

訪問看護の実地指導・運営指導対応|指摘されやすい7項目と整備すべき体制

訪問看護ステーションへの実地指導(運営指導)は、近年厳格化の傾向にあります。2026年6月改定で「適正な手続きの確保」が明確に義務化され、サンウェルズ事件以降の業界全体の意識変化もあり、実地指導への対応力が経営の生命線となっています。指摘されやすい7つの項目と整備すべき体制を率直に整理しました。

宮木·2026年6月24日
訪問看護ステーションのBCP(事業継続計画)の作り方|義務化された災害対策と感染症対応の実務ポイントのサムネイル画像
訪問看護

訪問看護ステーションのBCP(事業継続計画)の作り方|義務化された災害対策と感染症対応の実務ポイント

訪問看護ステーションを含む全介護事業所は、2024年4月からBCP(事業継続計画)策定が義務化されました。2026年6月の通知「梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について」も発出され、災害対策の実効性が改めて問われています。訪問看護のBCP策定の実務ポイントを整理しました。

宮木·2026年6月22日
日銀利上げ1.0%が訪問看護経営にどう影響するか|2026年6月の政策金利引き上げが業界に与える5つの波及効果のサムネイル画像
訪問看護

日銀利上げ1.0%が訪問看護経営にどう影響するか|2026年6月の政策金利引き上げが業界に与える5つの波及効果

日銀は2026年6月15-16日の金融政策決定会合で、政策金利を0.75%から1.0%へ引き上げる見通しと複数のメディアが報じています。約31年ぶりの1.0%水準は、訪問看護経営にも明確な影響を持ちます。借入金利の上昇、物件賃料、看護師の生活、物価高騰——5つの波及効果と経営者の対応を、10年余り運営してきた立場から整理しました。

宮木·2026年6月17日
オンコール手当1回3,000円から6,000円が業界相場|訪問看護師の本音と経営者が見直すべき体制のサムネイル画像
訪問看護

オンコール手当1回3,000円から6,000円が業界相場|訪問看護師の本音と経営者が見直すべき体制

訪問看護師のオンコール手当は、業界の一般的な相場として1回3,000円〜6,000円、夜間出動時は5,000円〜15,000円が追加されるとされます。月の担当回数や手当水準は事業所により大きく異なり、看護師の離職要因として上位に挙がる構造的な問題です。HokanPress編集部が、業界の実態と経営者が見直すべき体制を整理しました。

HokanPress編集部·2026年6月9日
【施行3日目】2026年6月診療報酬改定後、訪問看護経営者が今週中に確認すべき算定漏れチェックリストのサムネイル画像
医療制度

【施行3日目】2026年6月診療報酬改定後、訪問看護経営者が今週中に確認すべき算定漏れチェックリスト

2026年6月1日施行の診療報酬改定から3日目を迎えました。複数の新設加算、変更された加算、見直された区分が一斉に動き始める中で、経営者・管理者として算定漏れを防ぐためのチェックリストが必須となります。

HokanPress編集部·2026年6月3日
機能強化型訪問看護管理療養費の取得完全ガイド|Type 1〜4の要件と取得までの実践ロードマップのサムネイル画像
訪問看護

機能強化型訪問看護管理療養費の取得完全ガイド|Type 1〜4の要件と取得までの実践ロードマップ

訪問看護ステーション経営において、機能強化型訪問看護管理療養費の取得は最重要の経営戦略です。Type 1の月13,230円は通常型の約1.8倍。年間収益で看護師1名分以上の差が生まれます。10年余り経営してきた立場から、Type 1〜4の要件、取得までのロードマップ、よくある失敗パターンを整理しました。

宮木·2026年6月2日
【施行直前】訪問看護の疑義解釈5公表|包括型療養費の人員配置・ベースアップ評価料の重要ポイント整理のサムネイル画像
医療制度

【施行直前】訪問看護の疑義解釈5公表|包括型療養費の人員配置・ベースアップ評価料の重要ポイント整理

厚生労働省は2026年5月8日、診療報酬改定に関する疑義解釈(その5)を公表した。包括型訪問看護療養費の人員配置基準、ベースアップ評価料の運用詳細が明確化され、6月1日施行に向けた最終確認が進んでいる。経営者として今すぐ押さえるべき変更点と、現場運用への影響を整理する。

宮木·2026年5月27日
訪問介護28.7%、訪問看護1.8%|2026年処遇改善加算の格差から見える業界の構造問題のサムネイル画像
訪問看護

訪問介護28.7%、訪問看護1.8%|2026年処遇改善加算の格差から見える業界の構造問題

2026年度介護報酬の期中改定で、処遇改善加算が訪問看護にも初適用される。しかし加算率は訪問介護の最大28.7%に対し、訪問看護はわずか1.8%。この格差は何を意味し、訪問看護経営者は何を見るべきか。10年余り訪問看護ステーションを運営してきた立場から、構造問題と経営戦略を整理する。

宮木·2026年5月22日
【新設】訪問看護物価対応料とは|2026年6月施行、月60円から令和9年に倍増120円へのサムネイル画像
医療制度

【新設】訪問看護物価対応料とは|2026年6月施行、月60円から令和9年に倍増120円へ

2026年6月施行の診療報酬改定で、訪問看護に「訪問看護物価対応料」が新設されます。月初日60円、2日目以降20円(包括型は20円)で、令和9年6月以降は倍増の予定。物価高騰下で運営する訪問看護ステーションを国が制度的に支援する仕組みです。

HokanPress編集部·2026年5月21日
訪問看護ステーション、過去最多1万5,700か所突破|急増の裏で問われる質と経営の二極化のサムネイル画像
訪問看護

訪問看護ステーション、過去最多1万5,700か所突破|急増の裏で問われる質と経営の二極化

訪問看護ステーション数が約15,700か所を超え過去最多を更新した。在宅医療シフトの追い風で開設ラッシュが続く一方、廃業率も上昇している。経営者として10年余り運営してきた立場から、急増の裏で進む業界の二極化と、これから生き残る事業者の条件を整理する。

宮木·2026年5月21日
訪問看護ステーション開業の失敗事例5パターン|2023年度の廃業701件から学ぶ実態のサムネイル画像
看護

訪問看護ステーション開業の失敗事例5パターン|2023年度の廃業701件から学ぶ実態

全国訪問看護事業協会の調査によれば、2023年度に廃止された訪問看護ステーションは701件、休止が291件。新規開業数2,437件に対して約4割が1年以内に消えていく現実がある。経営者として10年余り運営してきた立場から、典型的な失敗パターン5つと、開業前に必ず確認すべきチェックリストを整理する。

宮木·2026年5月7日
【5月15日〆切】訪問看護に介護職員等処遇改善加算が初新設|加算率1.8%、経営者が今すぐやるべき4つの実務のサムネイル画像
医療制度

【5月15日〆切】訪問看護に介護職員等処遇改善加算が初新設|加算率1.8%、経営者が今すぐやるべき4つの実務

2026年6月、訪問看護に「介護職員等処遇改善加算」が初めて新設される。加算率1.8%、対象は看護師・事務職を含む全スタッフ。算定するには5月15日までの体制届提出が必須となる。経営者として今すぐ着手すべき4つの実務と、賃金改善計画策定のポイントを整理する。

宮木·2026年5月2日
2025年介護事業者倒産176件で過去最多|訪問看護ステーション経営者が読み解く構造変化のサムネイル画像
看護

2025年介護事業者倒産176件で過去最多|訪問看護ステーション経営者が読み解く構造変化

東京商工リサーチが発表した2025年の介護事業者倒産は176件で、2年連続の過去最多更新となった。訪問介護は91件と3年連続最多で、訪問看護ステーションの経営にも警鐘を鳴らす数字である。倒産の構造的要因と、2026年改定で加速する大規模化の流れ、訪問看護経営者が今読み解くべきメッセージを整理する。

宮木·2026年5月1日
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訪問看護

訪問看護ステーション開業に必要な500万円の内訳

訪問看護ステーションを開業するには約500万円の初期投資が必要とされる。物件取得費、車両費、医療機器、システム導入費など具体的な内訳と、開業後の運転資金まで、実際に開業したステーション経営者の視点で解説する。

宮木·2026年4月22日

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