この様式について
感染症が発生しても訪問看護を続けるための業務継続計画(BCP)のひな形です。厚生労働省の業務継続ガイドラインのひな形(訪問系)の目次に対応させ、平常時の体制づくりから、感染疑いが出たときの第一報、職員が欠けたときの訪問の優先順位までを記入式にしました。
誰が・いつ使うか
管理者・感染対策の担当者。自然災害編と対で策定します。実際に職員や利用者に感染が出たときは、記入済みのシートをそのまま手順書として使えます。
含まれる項目・シート
- 1.総則: 目的・基本方針・主管部門・全体像
- 2.平常時の対応: 体制構築・感染防止の取組・備蓄・研修/訓練・検証と見直し
- 3.初動対応: 第一報の連絡順・感染疑いの利用者への対応・職員に症状が出たとき・消毒・記録
- 4.感染拡大防止体制: 保健所との連携・接触者対応・職員の確保・防護具の確保・情報共有・業務の調整・過重労働対策・情報発信
- 記入用シート: 訪問の優先度リスト / 職員の体調・就業記録 / 備蓄品リスト / 見直し記録
使い方の注意
- 「職員が何割欠けたら、どの訪問を電話に切り替えるか」を平常時に決めておくことが、この計画の要です。
- 感染症の予防・まん延防止の委員会(おおむね6か月に1回以上)、指針の整備、研修・訓練は運営基準の別の義務です(同基準 第31条)。BCPと合わせて整えてください。
- 備蓄品の項目は厚労省ひな形(訪問系)に合わせています。数量は訪問件数と職員数から決めてください。