東証プライム上場のLITALICOは2023年に訪問看護会社2社をグループ化し、2025年にそのうち1社を譲渡、1社をグループ内で吸収合併しました。参入から3年足らずでの整理です。訪問看護ステーション数は2年で約2割増えた一方、介護事業者の倒産は小規模に集中しています。資本の出入りから、業界がどの局面にあるのかを読み解きます。
訪問看護ステーションの廃止は過去最高の水準にある。だが、事業を「畳む」以外の道もある。「渡す」——M&Aによる事業承継だ。後継者不在の解決、人材確保力のある大手への傘下入り、譲渡益の獲得。廃業とは異なる出口である。訪問看護を含む譲渡で2億6,000万円という事例も動く一方、買い手が最初に見るのは「その事業所が属人化していないか」だ。承継という選択肢を、経営の視点から整理する。
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