【2026年最新】看護師の平均年収、勤続10年で月給33万円の時代

Summary
2025年の賃金構造基本統計調査が公表され、看護師の月給は勤続10年で平均33万4,325円となりました。前年比7,650円のアップで、賃上げの流れが看護業界にも届き始めています。経験年数別・施設形態別の最新データと、2026年に向けた賃金動向を整理しました。
看護師の給与水準は、ここ数年で大きく動いています。2025年の賃金構造基本統計調査によると、看護師の月給は勤続10年で平均33万4,325円。前年比7,650円のアップとなり、看護業界にも本格的な賃上げの波が届き始めました。2026年に向けた最新の給与データと、今後の見通しを整理します。
2025年最新の看護師給与データ
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」をもとにした、看護師の最新給与データは以下のとおりです。
全体平均
- 平均年齢: 40.7歳
- 平均勤続年数: 8.6年
- 月給(残業代・夜勤手当含む): 33万4,325円
- 年間賞与: 約87万円
- 推定年収: 488万円
経験年数別の月給
| 経験年数 | 平均月給 | 推定年収 |
| 1〜2年 | 27万円 | 380万円 |
| 3〜4年 | 29万円 | 420万円 |
| 5〜9年 | 32万円 | 470万円 |
| 10〜14年 | 34万円 | 510万円 |
| 15〜19年 | 36万円 | 540万円 |
| 20年以上 | 38万円 | 580万円 |
経験年数が上がるほど給与も上がりますが、上がり方は急ではなく、年功序列的な緩やかな上昇です。看護師の給与は、年齢よりも「資格・役職・夜勤回数」で大きく差がつく構造になっています。
賃上げの背景にある3つの要因
看護師の給与が上昇している背景には、明確な要因があります。
1. 看護職員処遇改善評価料の継続
2022年度に始まった看護職員処遇改善評価料が継続されており、看護師の給与原資として確保されています。1人あたり月平均1万2,000円の賃上げが、診療報酬の中に組み込まれている形です。
2. 全国的な賃上げ機運
2024年の春闘では、全産業平均で月額1万2,000円の賃上げが実現しました。物価高騰と人手不足を背景に、医療業界もこの流れを無視できなくなっています。2025年はさらに賃上げ幅が広がる見通しです。
3. 看護師不足への危機感
2025年に最大27万人不足と推計されている看護師。人材確保のために、病院間で待遇競争が激化しています。給与水準を上げないと、人材確保ができない状況です。
施設形態別の給与水準
働く施設によっても給与は変わります。2025年データに基づく施設形態別の年収目安です。
公立病院・大学病院
- 年収: 500〜600万円
- 安定性: 非常に高い
- 賞与: 4.5〜5か月分
- 福利厚生: 退職金、住宅手当、家族手当が充実


