HokanPress

訪問看護専門メディア

ログイン無料登録
TOP看護訪問看護医療制度医療一般編集部
キャリア診断給与診断求人
ニュースレター

最新情報をお届けします

医療・看護の最新ニュースをお届け。登録は無料です。

登録すると確認メールが届きます。いつでも配信解除できます。

HokanPress

訪問看護師・経営者のための専門情報メディア。経営・現場・制度の実践情報を発信します。

カテゴリ

  • 看護
  • 訪問看護
  • 医療制度
  • 医療一般
  • 編集部
  • キャリア診断
  • 給与診断

サイト情報

  • サイトについて
  • お問い合わせ
  • 広告掲載

法的情報

  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

© 2026 HokanPress. All rights reserved.

TwitterFacebookRSS
HokanPress

訪問看護師のオンコール、月何回?手当の相場と現場の実態

宮木 · 2026年4月24日
訪問看護のオンコール当番は月に何回回ってくるのか、手当はいくらが相場なのか。実際の出動頻度、24時間対応体制の実態、負担軽減策まで、ステーション経営者として運用してきた立場から解説する。

訪問看護に関心を持つ看護師から最も多い質問のひとつが「オンコール当番は月何回あるのか」「手当はいくらか」という点だ。実際の運用は事業所ごとに大きく異なるが、業界の相場観と現場実態をここで整理する。

オンコール回数の相場

一般的な訪問看護ステーションでは、常勤看護師1人あたり月4〜8回のオンコール当番が割り振られる。スタッフ5人規模のステーションだと週2回、10人規模だと週1回が目安となる。

ただし、24時間対応体制加算を算定している事業所では、必ず誰かが待機している必要がある。スタッフが少ないと負担が特定の人に偏りやすく、月10回以上を担当せざるを得ないケースもある。

実際の出動頻度

待機回数と実際の出動回数は大きく異なる。月6回の当番を担当した場合、実際に電話が鳴るのは平均2〜3回。そのうち実際に訪問することになるのは月1〜2回程度だ。

電話相談で対応できる内容も多い。家族からの「体温が38度ある」「呼吸がいつもと違う」といった問い合わせに対して、経過観察の指示や翌朝の訪問調整で済むことがほとんどである。

手当の相場

オンコール手当の金額は事業所によって差が大きい。待機1回あたりの相場は以下のとおり。

  • 平日夜間: 1,000〜2,000円
  • 土日祝日: 2,000〜3,000円
  • 年末年始・深夜帯: 3,000〜5,000円

実際に出動した場合は、これとは別に訪問1回ごとの手当(3,000〜5,000円)が加算される仕組みが一般的だ。

月6回の待機と月2回の出動があった場合、月額で2万〜3万円の手当になる計算である。年間にすれば24万〜36万円の上乗せだ。

精神的負担は数字に表れない

オンコールの本当の負担は、出動回数よりも「電話が鳴るかもしれない」という緊張感にある。担当日は飲酒を控え、家族との外出も制限される。睡眠の質も落ちる。

日本訪問看護財団の調査では、オンコール担当者の約7割が「精神的負担を感じる」と回答している。手当金額に見合っているかは、人それぞれの価値観次第だろう。

負担軽減の取り組み

近年、複数事業所での当番シェアや、ICTを活用した遠隔相談体制を整えるステーションが増えている。当ステーションでも、主任以上がサブ待機を担当し、新人が単独で判断する場面を減らす工夫をしている。

オンコール体制の質は、訪問看護ステーションの経営力を測る指標のひとつだ。求職時には手当金額だけでなく、負担軽減策の有無まで確認することを勧めたい。

HokanPress — 訪問看護の今がわかるメディア