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訪問看護で「もう無理」と感じる瞬間と乗り越え方

未希 · 2026年4月21日
訪問看護の現場で「もう無理」と感じてしまう瞬間は、きっと誰にでもあるものですね。急変対応、ご家族との関係、看取りの連続、オンコールの疲労。4つの場面と、少しでも肩の荷が軽くなる乗り越え方を、現場の立場からお伝えします。

訪問看護は「病棟より楽」と言われることがある。しかし実際に働いてみると、病棟とは違った種類のつらさがある。ここでは現場で「もう無理」と感じやすい4つの瞬間と、ベテラン訪問看護師がどう乗り越えているかをまとめた。

1. 利用者の急変に1人で対応するとき

訪問先で意識障害や呼吸停止に遭遇すると、一瞬で血の気が引く。病棟なら応援ナースコールを押せば10秒で人が来るが、訪問では自分一人だ。

乗り越え方のひとつは、事前のシミュレーション。「この利用者が急変したら何から動くか」を訪問前に頭で反復しておくと、実際の場面で体が動く。ベテランほど、この訪問前シミュレーションを欠かさない。

2. 家族との関係が難しいとき

訪問看護の現場では、家族の介護疲れやケア方針の対立が日常的に発生する。「もっと頻繁に来てほしい」という要望と、加算ルールの板挟みになることも多い。

この場合、一人で抱え込まず管理者やケアマネジャーに早期共有するのが鉄則。第三者が入るだけで関係が整理されることは多い。

3. 看取りが続いた週

1週間で2人、3人と看取りが続くと、共感疲労が蓄積する。特に若手看護師は「もっと何かできたのでは」と自責に陥りやすい。

多くの先輩が実践しているのは、退勤後に気持ちを切り替える習慣。運動、入浴、家族との食事など、意識して「仕事モード」を終わらせる時間を作る。

4. オンコールで眠れない夜が続いたとき

オンコール明けの疲労は病棟夜勤とは違う独特のつらさがある。出動はなくても、電話が鳴るかもしれないという緊張感で深く眠れない。

対策は、同僚との出動記録共有と、管理者への率直な相談だ。負担が特定の人に偏っているステーションは多く、声を上げないと改善されない。

まとめ

訪問看護のつらさは、病棟と違って「見えにくい」のが特徴だ。一人で抱えず、チームや管理者に早く共有することが、長く働くための最大のコツといえる。

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